井上敏幸著


 


■A5判・クロス装・374頁
本体7,282円+税
ISBN978-4-653-02376-0

 貞享期(1684〜1688)の芭蕉に焦点をあてた論文集。「『甲子吟行』跋文への疑義」から最近の論文まで14篇を収める。『甲子吟行』、『あつめ句』、『かしまの記』、『笈の小文』、真蹟写[近江・美濃路紀行]、『更科記行』の諸作品を扱い、貞享期全体を見通すものとなっている。続く元禄期の芭蕉の作品、創作上の問題点等を考えるうえでも重要な論考。


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