ソグド人の美術と言語
曽布川 寛・吉田 豊 編
A5判上製・320ページ
品切
ISBN978-4-653-04049-1
シルクロード交易の民、ソグド人とは
いったい何者だったのか?
漢唐時代、シルクロードの東西文化交流の担い手となっていたソグド人とはいったい何者だったのか。中央アジアのソグディアナを根拠地として交易の民として栄えた、今なお謎の多いソグド人の実態を、中国で近年発見されたソグド人墓の屏風画、サマルカンドの宮殿壁画、唐代の人々があこがれたソグド金銀器、貴重なソグド語文献から明らかにする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第1章 ソグド人とソグドの歴史(吉田豊)
第2章 ソグド人の壁画(影山悦子)
第3章 ソグド人の言語(吉田豊)
第4章 中国文化におけるソグドとその銀器(斉東方 *訳:古田真一)
第5章 中国出土ソグド石刻画像の図像学(曽布川寛)
あとがき (曽布川寛)
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●編者・著者:
曽布川 寛 そぶかわ・ひろし
京都大学人文科学研究所 名誉教授
中国美術史研究
吉田 豊 よしだ・ゆたか
京都大学文学部 教授
イラン語史、中央アジア出土文献研究
影山悦子 かげやま・えつこ
東京文化財研究所特別研究員
ソグド文化史研究
斉東方 せい・とうほう
北京大学考古文博院 教授
隋唐考古学研究
(訳者 古田真一 ふるた・しんいち)
帝塚山学院大学 教授
中国美術史研究
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