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筆算をひろめた男
幕末明治の算数物語

丸山健夫著
四六判・上製・紙カバー装・254頁
税込2,640円(本体2,400円+税)

ISBN978-4-653-04225-9【2015年4月刊】


西洋数学の導入で活躍した知られざる天才、大阪出身の福田理軒の生涯を軸に、和算がすたれ西洋の数学になっていく幕末明治の様相を、実際に使われていた算数の問題を通じて描いていく。例題が多数挙げられており、そこからうかがえる当時の問題意識も興味深い。
福田理軒の生涯と和算から洋算へと移る数学(算数)界の推移にとどまらず、幕末の庶民生活から社会情勢まで多岐に目配りのきいた、わかりやすくユーモアに満ちた一冊。

【福田理軒について】
福田理軒(ふくだ りけん、通称:理八郎、主計介とも。名は泉とも名乗り、号は理軒、順天堂で、初期の名前は本橋 惟義、1815年(文化12年)5月 - 1889年(明治22年)8月17日)は、大坂出身の江戸時代末期から明治時代にかけての数学者。子供は数学者の福田治軒(福田半とも)で、弟子には岩田清庸、松見文平らがいる。兄は理軒と同じく数学者の福田復(福田金塘とも)。主に測量や天文などの技術を弟子に教えた。1834年、兄の復と共に大坂の和算塾であった順天堂塾(現:順天中学校・高等学校)を創立。主著には1857年に日本で最初に西洋の数学について紹介した『西算速知』や、1879年には日本で最初に数学史の本としてまとめ上げた書物『算法玉手箱』がある。2015年は福田理軒の生誕200年にあたる。

はじめに
第一章 ペリーがやってきた!
第二章 和算と大坂の街
第三章 和算に挑戦してみよう
第四章 数学で攘夷だ!
第五章 日本初の西洋数学書
第六章 ふたりの友人
第七章 静岡の二つの学校
第八章 理軒の新しい学校
第九章 文明開化と洋算ブーム
第十章 和算の行く末
【付録一】 福田理軒略年表
【付録二】 江戸時代の単位(まとめ)
文 献

●著者
丸山健夫(まるやま・たけお)
大阪生まれ。京都大学農学部卒業、京都大学博士(農学)。武庫川女子大学助教授、米国ルイジアナ州立大学客員准教授を経て武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科教授。情報学専攻(情報環境学・情報文明学・人間生活論・刊行文化論)。情報の歴史と人間の文化、情報の時空を超えた伝達と拡散、情報エントロピー理論による多様性の評価など、「情報」をキーワードに文系から理系の領域まで幅広く研究する。

 

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