アンデス文明
神殿から読み取る権力の世界

関雄二編
A5判・上製・紙カバー装・本文480頁・カラー口絵4頁
本体7,900円+税

ISBN978-4-653-04319-5


古代文化興亡の地、アンデス。その文明形成期における権力生成の過程を探求する。日本調査団独自の画期的な仮説として1998年に提示された「神殿更新」説の流れを汲みながら、のこされた課題を克服するため、分野横断的に展開された最新の研究成果を発表する。本文図版・写真多数掲載、巻末に索引を付す。

<目次>
序章 アンデス文明における権力生成過程の探求(関雄二)
第1部 遺構から読み解く権力生成
 第1章 建築からみた権力生成(関雄二・フアン パブロ ビジャヌエバ・ディアナ アレマン・マウロ オルドー ニェス・ダニエル モラーレス)
 第2章 パコパンパ神殿における建築活動・景観・視線・権力(坂井正人)
 第3章 自然環境における神殿の位置づけ(山本睦)
第2部 遺物から読み解く権力生成
 第4章 土器分析からの視点(中川渚)
 第5章 パコパンパ遺跡における生産、消費そして廃棄(荒田恵)
 第6章 パコパンパ遺跡における冶金(荒田恵・清水正明・清水マリナ)
 第7章 金属製作と権力(日髙真吾・橋本沙知)
 第8章 パコパンパ遺跡の動物利用(鵜澤和宏)
 第9章 埋葬人骨が語る社会(長岡朋人・森田航)
 第10章 パコパンパ遺跡の埋葬からみた権力生成(関雄二)
 第11章 食料へのアクセスと権力生成(瀧上舞・米田穣)
第3部 比較の視座
 第12章 クントゥル・ワシ神殿の変容過程と権力の形成(井口欣也)
 第13章 神殿がそこに建つ理由(鶴見英成)
 第14章 ペルー海岸部の神殿と権力生成(芝田幸一郎)
 第15章 ペルー南高地の神殿と権力生成:「周縁」から見た形成期社会(松本雄一)
終章 アンデス文明における権力生成(関雄二)
おわりに (関雄二)
編者・執筆者紹介
索引(地名・遺跡名・文化名・時期名/人名/事項)

●編者・執筆者 (五十音順)   ※所属は2017年刊行時のものです

荒田恵(関西大学非常勤講師)
井口欣也(埼玉大学教授)
鵜澤和宏(東亜大学教授)
坂井正人(山形大学教授)
芝田幸一郎(法政大学准教授)
清水正明(富山大学教授)
清水マリナ(地質、鉱物学者)
関雄二(国立民族学博物館教授)
瀧上舞(山形大学学術研究員)
鶴見英成(東京大学総合研究博物館助教)
長岡朋人(聖マリアンナ医科大学准教授)
中川渚(総合研究大学院大学博士課程)
橋本沙知(橋本文化財企画代表)
日髙真吾(国立民族学博物館准教授)
松本雄一(山形大学准教授)
森田航(北海道大学助教)
山本睦(山形大学助教)
米田穣(東京大学総合研究博物館教授)
ディアナ・アレマン(Diana Alemán)(ペルー国立サン・マルコス大学研究員)
マウロ・オルドーニェス(Mauro Ordoñez)(ペルー国立サン・マルコス大学研究員)
フアン・パブロ・ビジャヌエバ(Juan Pablo Villanueva)(ペルー国立サン・マルコス大学研究員)
ダニエル・モラーレス(Daniel Morales)(ペルー国立サン・マルコス大学教授)

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