倭語類解研究

著者:鄭光・裵聖祐・金裕正
訳者:金京淑

A5判・上製・紙カバー装・総378頁
本体8,000円+税

ISBN978-4-653-04333-1


18世紀初頭に韓国で刊行された日本語辞書「倭語類解」について、その成立から影響、内容の分析までの最新研究と影印を収録する。

18世紀初頭に韓国で刊行された日本語学習のための辞書が現存2本の『倭語類解』である。『倭語類解』の書誌学的な特徴・内容の差異についての分析、諸説ある編纂者についての検討、影響関係を論じる。当初韓国での日本語教育のために編纂された『倭語類解』をはじめとする学習書が、日本で通訳者の教育書として輸入・利用され、さらには壬申倭乱によって日本につれてこられた朝鮮のひとびと(とその末裔)の母国語学習のためにも利用されていく経緯が示される(『和語類解』『日語類解』の成立など)。また、韓国語の語彙の中に反映される世界観を分析する「文節構造研究」も興味深い。

<目次>
<倭語類解研究>の日本語版によせて
第1章 緒論
第2章 現存する『倭語類解』の二種類
第3章 『倭語類解』の編纂者
第4章 『倭語類解』の影響
第5章 苗代川の『和語類解』と金沢庄三郎編の『日語類解』
第6章 金沢庄三郎編の『日語類解』
第7章 『和語類解』の語彙の文節構造研究
参考文献
影印 韓国国立中央図書館蔵『倭語類解』

●編者 ※所属は2016年刊行時のものです
鄭光(チョン・クァン)
韓国 ソウル大学校 文理科大学 国語国文学科 卒業
韓国 高麗大学校 文科大学 国語国文学科 名誉教授

裵聖祐(ペ・ソンウ)
韓国 高麗大学校大学院 国語国文学科修了(文学博士)
韓国 高麗大学校 民族文化研究院 硏究敎授

金裕正(キム・ユジョン)
韓国 高麗大学校大学院 国語国文学科 修了(文学博士)
韓国 高麗大学校 民族文化研究院 硏究敎授

金京淑(キム・キョンスク)
日本 東京外国語大学大学院
地域文化研究科修了(学術博士)
韓国 徳成女子大学校 日本語日本文学科 講師

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