日中数学界の近代
西洋数学移入の様相

薩日娜著
A5判・上製・クロス装・紙カバー・総424頁
本体8,500円+税

ISBN978-4-653-04335-5


日本と中国は長い交流の歴史をもち、相互に大きな影響をもたらしてきた。本書は、明治=清末に おける数学界に目を向け、西洋学術の移入という共通の課題に直面した両国を比較的に論じる。 和算・中算といった伝統数学は如何なる近代化の道を歩んできたのか。国内の未公刊史料に加え、 これまで見過ごされてきた中国の文献・史資料から当時の実態を探り、数学史の観点から両 国交流の歴史を再構築する。橋本毅彦氏(東京大学)による序文を収録。武田時昌氏(京都大学)推薦。

<目次>
序 文 (橋本毅彦)
序 論 伝統数学から近代数学へ
第1部 清末中国の数学教育
 第1章 西洋数学との出会い
 第2章 洋務運動期の数学教育
第2部 近代日本の西洋数学
 第3章 軍事教育施設と語学所
 第4章 訓点版漢訳西洋数学書
第3部 学制公布と西洋数学の普及
 第5章 学制による数学教育制度の確立
 第6章 日本数学界の変遷
 第7章 西洋化する日本の数学界
第4部 清末における教育制度改革
 第8章 日本をモデルとした教育改革
 第9章 中国人留日学生の数学教育
 第10章 中国における近代数学の発展
結 論 中日数学の近代化が意味するもの
 注/参考文献/引用文献一覧/引用図版一覧
 索引(人名・書名)

●著者   
薩日娜(サ・リナ)
上海交通大学科学史与科学文化研究院 准教授。

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