日本人にとって日記とは何か

日記で読む日本史 1

倉本一宏編
四六判・上製・紙カバー装・帯付・276頁
本体2,800円+税

ISBN978-4-653-04341-6


なぜ、日本人は古く日記を残してきたのか?

天皇以下の皇族、公卿以下の官人をはじめ、武家、僧侶、神官、学者、文人から庶民に至るまで――なぜ、日本ではさまざまな人々によって日記が残され、読まれてきたのか? 古代から中世・近世・近代の歴史、日記と物語・和歌といった文学作品との比較、はたまた日記の言語学、さらには近代教育における日記や心理学からみた日記など。第一線の研究者たちが、日記文化の豊饒な世界にいざなうシリーズ第1巻!

<目次>
はしがき 倉本一宏
第一部 日記と歴史
 第一章 日記が語る古代史  倉本一宏
 第二章 日記が語る中世史  松薗 斉
(愛知学院大学教授/日本古代・中世史)
 第三章 日記が語る近世史  石田 俊(山口大学講師/日本近世史)
 第四章 幕末の遣外使節日記  佐野真由子 (国際日本文化研究センター准教授/外交史・文化交流史、文化政策)
 第五章 日記が語る近代史  奈良岡聰智(京都大学教授/日本政治外交史)
第二部 日記と文学・言語
 第六章 日記から『源氏物語』へ・『源氏物語』から日記へ  久富木原玲
(愛知県立大学教授/日本古典文学。特に古代・中世文学)
 第七章 日記と和歌  阿尾あすか (奈良学園大学専任講師/日本古典文学。特に中世文学、京極派和歌)
 第八章 日記文学と言語学  カレル・フィアラ(福井県文書館副館長/国語学、言語学)
第三部 日記を書くことと読むこと
 第九章 日記と教育  井上章一
(国際日本文化研究センター教授/建築史、意匠論)
 コラム 倒木の声を聴く  富田 (駒沢女子大学教授/心理学)
あとがき  倉本一宏

●編者   ※所属は2016年刊行時のものです
倉本一宏(くらもと かずひろ)
国際日本文化研究センター教授。専門は日本古代史。主著:『蘇我氏―古代豪族の興亡』中公新書、2015年。『平安朝―皇位継承の闇』KADOKAWA、2014年。『藤原道長の日常生活』講談社現代新書、講談社、2013年。

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