「ためし」から読む更級日記
漢文日記・土佐日記・蜻蛉日記からの展開

日記で読む日本史 4

石川久美子著
四六判・上製・紙カバー装・帯付・216頁
本体3,000円+税

ISBN978-4-653-04344-7


文学・歴史の境界を越えて「日記」という大きな枠組から見えてくる、『更級日記』の本質とは? 古記録としての漢文日記の「先例主義」と日記文学の「ためし」を連関させ、相互の共通性・相違性を明らかにしつつ、読解の視点を提示する。気鋭の若手研究者による、まったく新しい『更級日記』論。

<目次>
序 章 『更級日記』へ
 『土佐日記』
 『蜻蛉日記』
第一章 紀行文へ
 書き出しの読み
 旅の日記
 ひらがなで書かれた紀行文
第二章 登場する人々
 継母
 実母
 父
 姉とその子ども
 藤原行成とその娘
 夫
 子ども
 親戚
 友人、女房仲間たち
 「ためし」としての日記
第三章 書き手の半生―「ためし」としての日記―
 物語と書き手
 宮仕えと主婦
 意識の多層性、変化とアヅマ
 「ためし」としての日記

●著者   ※所属は2018年刊行時のものです
石川久美子(いしかわ くみこ)
目白大学非常勤講師、武蔵大学総合研究所研究員など。主著:『古代歌謡とはなにか―読むための方法論』(共著、笠間書院、2015年)など。

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