中国古代車馬研究

林巳奈夫著・岡村秀典編

菊判・上製・紙カバー装・ 総764頁
本体18,000円+税

ISBN978-4-653-04367-6


本書は、林巳奈夫(京都大名誉教授、1925-2006)が晩年に取組んだ未刊の論集計画を忠実に引き継ぎ、新たに解題を附して刊行するものである。文字資料の解読と遺物・図像類の考証から、中国古代の国家、社会制度の詳悉な析出を試みる。編集・解題は岡村秀典。

<目次>
序 論
第1章 先秦時代の旗
 一 『周礼』司常に記される旗
 二 徽識
 三 殷、西周時代の文字、記号等に表わされた旗
第2章 殷周時代の図象記号
 一 従来の研究
 二 資料の取扱い
 三 図象記号は何を表わすか
 四 甲骨文と対照してみた図象記号
 五 十干名の図象記号
 六 複合の図象記号
 七 図象記号の盛衰
 八 結び
第3章 先秦時代の馬車
 一 先秦時代の馬車の構造
 二 繫駕法、御法
 三 性能
 四 起原、系統
第4章 『周礼』考工記の車制
 一 総序
 二 輪人
 三 輿人
 四 輈人
第5章 先秦時代の馬
 一 各時代の馬の体格
 二 中国先秦時代の馬の系統の問題
 三 結語
第6章 後漢時代の馬車
 一 馬車
 二 その他の車
第7章 後漢時代の車馬行列
 一 車馬行列の主題、意図
 二 画像石車馬行列の構成単位
 三 車馬行列の編成
解 題(岡村秀典)
索 引(人名(神・民族名)、地名・遺跡名、事項、車馬関係、文献)

●著者
林巳奈夫(はやし みなお)(1925-2006) 京都大学名誉教授。専攻は中国考古学。日本学士院賞(1985)、勲三等旭日中綬章(1995)、日本学士院会員(2004)。享年80歳。

●編者
岡村秀典(おかむら ひでのり)
京都大学人文科学研究所教授。東アジア人文情報学研究センター長。専攻は中国考古学。

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