くらしの景観
日本と中国の集落

奥谷三穂・上杉和央編

A5判上製・本文336頁・カラー口絵4頁
税込8,800円(本体8,000円+税)
 ISBN978-4-653-04538-0【2022年3月刊】

集落景観はこうしてつくられた
―日中の建築・景観・文化の専門家による現地調査から伝えられること。

 現存する農村・漁村の伝統建築と集落景観並びに生活文化の現状と課題について、建築、景観、文化の各分野で活躍する日中の研究者や行政担当者、伝統村落再生プロジェクトのリーダーなどがそれぞれの現地で行った調査研究の成果。環境や暮らしに根ざした個々の集落の「らしさ」をいかに評価し、次世代に繋げていくかを考える。 全論考に日本語の要旨・中国語の摘要を付載。

<目次>
はじめに(奥谷三穂)
文化的景観の道しるべ(上杉和央)
文化的景観にみる「くらしの景観」―愛媛県西予市狩浜を例に―(上杉和央)
「宮津天橋立の文化的景観」とまちづくり(河森一浩)
コラム|中国の生態博物館を訪ねて―貴州省地們村―(河森一浩)
集落景観を形づくる祈りの空間
 ―京都府宮津市溝尻の文化的景観と中国貴州省黄崗村の伝統村落を事例に―(奥谷三穂)
コラム|「魔除けのススキ」(奥谷三穂)
戦後日本の伝統的建造物保存に関する法制度の変遷と特徴(北川秀樹)
日本と中国の伝統民家における木造と石積み造(大場 修)
コラム|貴州省の生態博物館(大場 修)
陕西传统村落调查研究概况(段 炼孺・李 凡)
中国传统村落的农耕文化和生产性景观安全格局研究策略―以陕西地区传统村落为例―(王 莎)
無名营造 乡村实践(陈 国栋)
专栏|日本的船小屋杂谈(陈 国栋)
あとがき(上杉和央)


●編者・執筆者 (執筆順)   ※所属は2022年刊行時のものです

奥谷三穂(京都府立大学文学部歴史学科・共同研究員〈文化政策学〉)
上杉和央(京都府立大学文学部・准教授〈歴史地理学〉)
河森一浩(宮津市教育委員会・文化財担当〈考古学〉)
北川秀樹(龍谷大学政策学部・教授〈環境政策〉)
大場 修(立命館大学衣笠総合研究機構・教授〈建築史〉)
段 炼孺(西安工程大学・教授〈都市計画・環境デザイン〉)
李 凡(西安工程大学・修士〈建築学〉)
王 莎(西安建築科技大学・講師〈景観調査・保護〉)
陈国 栋(無名営造社(建築設計事務所)・主宰〈建築デザイン〉)

●翻訳   

白 英(西安外国語大学附属西安外国語学校教員)
馬 建(龍谷大学大学院政策学研究科博士後期課程)

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