2010年1月全巻完結
■四六判上製・平均260頁／全５冊揃 税込１５,６２０円（本体１４,２００円＋税）

第１巻 『モンスーン農耕圏の人びとと植物』
佐藤洋一郎 監修・鞍田 崇 編　　税込３，０８０円（本体２，８００円＋税）

　ユーラシア農耕史試論　（佐藤洋一郎）
　稲作文化の始まり　（中村慎一＝金沢大学人間社会学域教授）
　稲作の展開と伝播 −プラントオパール分析の結果を中心に　（宇田津徹朗＝宮崎大学附属農業博物館准教授）
　自然科学からみたイネの起源と渡来　（石川隆二＝弘前大学農学生命科学部教授）
　
　【対談】　ユーラシアの風土と農業　（佐々木高明＝国立民族学博物館名誉教授・元館長、佐藤洋一郎）
　【コラム】
　・イネ栽培と水稲農耕社会―日本列島の場合　（若林邦彦＝同志社大学農学生命科学部教授）
　・水田稲作と漁撈　（佐藤雅志＝東北大学大学院生命科学研究科准教授）
　・どこまで使える？ＤＮＡ　（中村郁郎＝千葉大学大学院自然科学研究科准教授）
　・和辻哲郎と風土―風土論の可能性を求めて　（鞍田崇）

　ISBN978-4-653-04041-5