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南太平洋のサンゴ島を掘る
女性考古学者の謎解き

フィールドワーク選書 4

印東道子著
四六判・並製・紙カバー装・帯付・総224頁
税込2,200円(本体2,000円+税)

ISBN978-4-653-04234-1【2014年3月刊】


サンゴ島の人びとと発掘する歓びを分かちあう
小さな島になぜ人は住みはじめたのか? 現代文明との接触のなかでいまなお守られる島の豊かなくらしと文化を紹介するとともに、発掘から明らかになった意外な歴史を、豊富な図版とわかりやすい文章によって解説する。

<目次>
はじめに

第一章 オセアニア考古学に魅せられて
サンゴ島にも遺跡がある/オセアニア考古学の特徴/ヤップ島とサンゴ島

第二章 調査地の決定と調査準備
ファイス島の魅力/調査前の準備/ファイス島に降り立つ/チーフにあいさつ/発掘地点を決める

第三章 ファイス島最初の考古学調査
タバコ畑で発掘/釣り針が出た!/ファイスにブタがいた?/ハプニングの連続/三メートルの深い堆積

第四章 ファイス島の暮らし
予想外に豊かな自然環境/守られる伝統文化/外界とつながる

第五章 出土遺物による謎解き
整理作業/予想以上に古い年代結果/家畜の謎/輸入土器の謎/道具の謎

第六章 墓地を掘りに再びファイス島へ
国際合同調査チームを編成/二度目のファイス島調査/埋葬遺跡の発掘/三たびファイス島へ

第七章 謎解きから見えたファイス島の先史文化
深い堆積の謎<居住の歴史>/外来遺物の謎<活発な外界接触>/ブタがいた謎<多様な食生活>
人の移動の謎<オセアニア考古学への貢献>

おわりに

●著者
印東道子(いんとう みちこ)
国立民族学博物館教授。オセアニア考古学・人類学。1973年以降ミクロネシアを中心に発掘調査を行なっている。


【メディア掲載情報】
中国新聞     (2014年3月23日 朝刊)
日本経済新聞  (2014年5月14日 夕刊)
北海道新聞    (2014年5月17日 夕刊)
朝日新聞     (2014年7月15日 夕刊)

「フィールドワーク選書」全巻紹介ページ

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e-mail: kyoto@rinsen.com