国語・国文学 |
国文学 |
| 上田萬年校訂/佐佐木信綱解説
小島憲之新解説並びに索引 類聚古集 ■A5判・クロス装・本文篇影印総2,802頁・解説46頁・索引篇124頁
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平安時代後期、藤原敦隆により編纂された最初の万葉集類聚書。分類の書としてのみならず、本文の上からも他の万葉集古写本とともに重要な資料であり、平安後期の書として書道史の上でも重んじられている。復刊にあたり、頭注に歌番号を附し索引1冊を加えて、その収載頁・分類項目を検索可能とし、より学術資料として充実させた。 |
| 鹿持雅澄自筆稿本
萬葉集古義 ■B5判・クロス装・朱墨2色刷
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江戸時代後期の国学者鹿持雅澄による万葉集の総合的研究書であり精密な注釈書。残念ながら原本後半部は関東大震災で焼失したが、今も学者必見の書と定評がある。本書は残った前半部を、著者の再三の増補書込、付箋貼付も原本そのままに、すぐれた複製印刷で再現。今後入手し難い天下一本の貴重な資料。<総発売元> |
| 杤尾
武著 天理図書館蔵 貞和本 和漢朗詠集 附漢字総索引・和歌用語索引 ■菊判・クロス装・520頁・カラー口絵2頁
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菅家証本を中心に江家・藤原南家等の学説を集大成する貞和本を影印。諸本の研究の手懸りを与え、前後する諸本との比較検討によって朗詠集の研究史を体系づける上でも不可欠の資料。著者の優麗な肉筆による原姿に極めて忠実な翻字、更に書誌、目録、漢字・和歌用語索引を兼備した至便の研究書。 |
| 高橋正治著
大和物語の研究 系統別本文篇 ■A5判・クロス装・影印403頁・翻刻785頁
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『大和物語』の現存する写本を9系統に分類、それぞれの系統を代表する伝本を全11種、翻刻する。そのうち2種については写真影印をも付して提示し『大和物語』の全貌と香気を伝えんとする。昭和44年、私家版として刊行された名著の復刊。『大和物語』の本質を究めるための一大労作といえよう。 |
| 杤尾
武著 玉造小町子壯衰書の研究 注釋・研究・索引篇/影印篇 ■B5判・クロス装・総1,290頁・カラー26頁
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平安時代、女性の一生における盛衰を古詩に作った『玉造小町子壯衰書』は仏寺における唱導書として各種の作品に引用されていながら本格的な本文研究・注釈が行われていなかった。本書は、著者多年の精緻な研究成果を、貴重な伝本の数々の影印集成とともに刊行するもの。諸本検索のための索引も充実。 |
| 濱千代清編
和歌連歌用語辞書流木集廣注 ■A5判・クロス装・530頁(和歌・連歌・詩句索引20頁)
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室町時代に宗養らの連歌作者たちによって次第に集成された、連歌に用いる歌語の注解をいろは順に編んで完結させたもの。発句や付句を随所に挙げて実例を示した点で比類ない資料である。 万治2年(1659)の写本を底本に、新たに五十音順に編成、典拠・証歌・例句等にもひろく注を施して利用の便を図った。 |
| 井上敏幸著
貞享期芭蕉論考 ■A5判・クロス装・374頁
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貞享期(1684〜1688)の芭蕉に焦点をあてた論文集。「『甲子吟行』跋文への疑義」から最近の論文まで14篇を収める。『甲子吟行』、『あつめ句』、『かしまの記』、『笈の小文』、真蹟写[近江・美濃路紀行]、『更科記行』の諸作品を扱い、貞享期全体を見通すものとなっている。続く元禄期の芭蕉の作品、創作上の問題点等を考えるうえでも重要な論考。 |
| 天明俳書集刊行会編/大谷篤蔵ほか解題
天明俳書集 ■A5判・クロス装・平均450
頁・貼函入 |
蕪村・几董の書冊をはじめ、江戸時代宝暦末より寛政初に至る時期を代表する稀覯俳書を主として刊行地別に編成、影印に付し、解説を加える。それぞれの俳人たちの懐かしい版下筆蹟や初版初刷本のおもかげを伝えるとともに、天明俳書特有の文化的香気の再現を図る。60篇66冊を収録。カラー口絵各巻1〜2葉付。 |
| 天理図書館綿屋文庫編
俳書叢刊 ■A5判・クロス装・総5,086頁・口絵22枚
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本叢書は、天理図書館の俳書コレクション「綿屋文庫」の蔵本を中心に稀覯俳書を精選、活字翻刻し、昭和24年より同39年にかけて全8期75冊として同館から刊行されたもの。連歌・貞門・談林・蕉門等に分類、年代順に配列して合冊復刊する。古くは14世紀末の連歌集『長短抄』から、18世紀末の『几董句稿』や『晋明集』等まで収録。 |
| 管 宗次著
幕末明治 上方歌壇人物誌 ■四六判・上製・292頁
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言霊学者・高橋残夢、“歌の神”住吉大社神主・津守国美をはじめ、近世後期から明治期にかけて上方歌壇を支え、彩りながらも今まであまり取り上げられることのなかった歌人たちを紹介。多数の自筆短冊のほか『浪華人物誌』など貴重資料も収録。 |
| 管 宗次著
富士谷御杖の門人たち ■四六判・上製・244頁
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京都の近世後期から明治末期に栄えた、富士谷成章を祖と仰ぐ近世和歌の一派、北辺門。四具(文法)研究という独自の研究分野を持ち、類例を見ない歌論と歌風を確立しながら、これまで取り上げられることのなかった北辺門の人々の伝記と著述、和歌を中心に考察する。 |
| 簗瀬一雄編著
碧冲洞叢書 ■A5判・クロス装・平均604頁・本文孔版・付総目録・函入
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主として碧冲洞主人、簗瀬一雄氏が蔵する中古から江戸時代の稀覯写本(和歌・説話・随筆など多方面にわたる)の翻刻に、氏の研究の成果を加え、昭和33年より15年にわたって刊行された古典籍叢書(孔版)の復刻。本叢書でしか見られないものも多くあり、国文学研究資料の宝庫といえる。 |
| 木下正俊著
万葉集論考 ■A5判・374頁・函入 |
万葉集研究の碩学である著者の、半世紀に及ぶ業績を集大成。「飛鳥の神奈備」「難訓『家吉閑』」「巻第十七に見られる対立異文の発生」など、各誌に発表された論文等を加筆・集成し、最終章に生い立ちから万葉集との出会い、これまでの研究生活について綴った「私の万葉集研究半世紀并せて後書き」を収録する。付索引。 |
古典講演シリーズ |
| <古典講演シリーズ1>
国文学研究資料館編 万葉集の諸問題 ■B6判・並製・241頁・カバー付
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近年発見され、学界でも注目を集める新資料 広瀬本万葉集と、江戸時代、その書写に携わった春日昌預ら甲州人の万葉学についての4編を前半に、歌聖として神格化された人麿、相聞歌における歌語、都市と鄙、東歌など新しい視点から万葉集を見直す4編を後半に収録。万葉集の魅力を伝える講演記録シリーズ第1冊。 |
| <古典講演シリーズ2>
国文学研究資料館編 詩人杉浦梅潭とその時代 ■B6判・並製・280頁・カバー付
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幕末・明治期に活躍した漢詩人で、最後の箱館奉行でもある杉浦梅潭についての講演を中心に、平成6年から7年にかけて国文学研究資料館で行われた講演から、明治興起期の文学をテーマに7篇を収録。近世から明治にかけての文芸の流れを歴史情勢・詩文・語彙・図画・教育等、多方面から浮き彫りにする。 |
| <古典講演シリーズ3>
国文学研究資料館編 商売繁昌 −江戸文学と稼業− ■B6判・並製・236頁・カバー付
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ベストセラーや重板事件に見る出版事情、小咄の語りの特色とそこにあらわれる商人像、様斬(ためしぎり)稼業、歌舞伎興行の営業活動としての辻番付、俳諧師の仕事と収入−様々な角度から、江戸の文学・文化を「商売」という観点で捉え直す五篇の講演を収録したシリーズ第三冊。 |
| <古典講演シリーズ4>
国文学研究資料館編 歌 謡 −文学との交響− ■B6判・並製・236頁・カバー付
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日本文学の原点でもあり、古来人々にもっとも親しまれてきた「歌謡」。鎌倉時代の早歌や室町時代の歌謡集『宗安小歌集』、田植歌、沖縄の琉歌など、中世から近世にかけてのさまざまな時代、さまざまな土地の歌謡を国文学の視点から考察する。 |
| <古典講演シリーズ5>
国文学研究資料館編 伊勢と源氏 −物語本文の受容− ■B6判・並製・240頁・カバー付
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「伊勢物語」「源氏物語」の面白さを物語本文の成立などから紹介。国内随一の「伊勢物語」コレクションを誇る鉄心斎文庫の成り立ち、実際の人物を「伊勢」の登場人物にあてはめた中世の人々の読み方、「源氏物語」が現在の本文にまとまるまでの過程、宇治の中君にみられる「源氏」の卓越した人物描写、古典文学本文のデータベース化とその利用・流通など、多用なアプローチで物語の本文とその受容・交錯・流動の様相を考察する。 |
| <古典講演シリーズ6>
国文学研究資料館編 軍記物語とその劇化 −『平家物語』から『太閤記』まで− ■B6判・並製・232頁・カバー付
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古典の一大分野として親しまれ、さまざまな形態で鑑賞されてきた軍記。『平家物語』『太閤記』、さらに近世の軍書を新たな視点で読み直す三篇、及び世阿弥による修羅能「実盛」「八島」、義経の最期を扱った幸若舞「和泉が城」「高館」、浄瑠璃「義経千本桜」など、劇化された作品について考察する三篇を収録。 |
| <古典講演シリーズ7>
国文学研究資料館編 芭蕉と元政 ■B6判・並製・204頁・カバー付
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新発見の資料『冬の日』の紹介、『奥の細道』の多数の版本の考証など、芭蕉に関する二編、および近世の代表的な漢詩人・元政の本性と詩の関わり、彼に傾倒した人々の業績、十七世紀の隠逸伝についての考察など三編を収録。国文学研究資料館で行われた公開講演会「自筆本奥の細道」と「元政―弱者の奇蹟」をもとに編集した講演集。 |
| <古典講演シリーズ8>
国文学研究資料館編 ジェンダーの生成 −古今集から鏡花まで− ■B6判・並製・244頁・カバー付
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情報処理技術により見えてくる古今集のジェンダー規範、ジェンダーの視点から読む源氏物語、女性和歌懐紙作法の変遷、政治小説に見る明治の女性活動家、新聞連載から紅葉・鏡花に至る「女」の物語――平安朝から明治期までの作品を、第一線で活躍中の研究者が「ジェンダー」「女性」という視点から捉え直す。 |
| <古典講演シリーズ9>
国文学研究資料館編 田安徳川家蔵書と 高乗勲文庫 −二つの典籍コレクション− ■B6判・並製・240頁・カバー付
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国文学研究資料館に寄託・寄贈された、二つの典籍コレクション。有職故実・音楽・服飾・文学関係の貴重資料を持つ「田安徳川家蔵書」、『徒然草』関連資料の宝庫「高乗勲文庫」。コレクションの成立、コレクション中の注目資料についての論考など六編を収録。附録として、館内で展示された各コレクションの重要書目一覧を付す。 |
原典講読セミナー |
| <原典講読セミナー1>
国文学研究資料館編/上野洋三著 近世宮廷の和歌訓練 −『万治御点』を読む− ■四六判・並製・232頁・カバー付
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これまで研究が進められていなかった江戸時代の和歌をテーマにした講義を収録。万治2年(1659)から寛文2年(1662)にかけて後水尾院が廷臣の詠歌を直接に添削した記録『万治御点』を読む。古今伝受を相伝することを目的としたこの点取によって、江戸時代の宮廷社会が和歌の存在意義の基盤となったことを明らかにする。 |
| <原典講読セミナー2>
国文学研究資料館編/松村雄二著 『とはずがたり』の なかの中世 −ある尼僧の自叙伝− ■四六判・並製・234頁・カバー付
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鎌倉時代中期、後深草上皇に仕えた女房二条が出家後の晩年に綴った自叙伝『とはずがたり』を読む。昭和13年に発見された作品で、現存本は宮内庁書陵部蔵の写本一本。発見の経緯からその波紋、文体、上流社会の実態や、後半の尼僧としての廻国記など、内容の読解を中心に、中世という時代の様々な表象を浮き上がらせる。 |
| <原典講読セミナー3>
国文学研究資料館編/浅田 徹著 百 首 歌 −祈りと象徴− ■四六判・並製・214頁・カバー付
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中世和歌の主流であった題詠(歌題を与えられて詠むこと)による三作品、源国信「懐旧百首」、慈円「早卒露膽百首」、京極為兼「鹿百首」を鑑賞。百首歌の規範として最重要の古典『堀河百首』題を襲用して詠まれたこれらの作品を通して、百首歌の表現の特性を考える。更に、作者たちが百の歌を通して何をなそうとしたのかを読み取る。 |
| <原典講読セミナー4>
国文学研究資料館編/安藤正人著 江戸時代の漁場争い −松江藩郡奉行所文書から− ■四六判・並製・206頁・カバー付
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島根県立図書館蔵の「松江藩郡奉行所文書」は、江戸時代後期に松江藩郡奉行所が扱った民事訴訟関係の文書で、事件ごとに「一件袋」と呼ばれる袋にまとめた、全国的にも貴重な形態を残している。この中から「藻刈争論一件」「二股大敷網場争論」という二つの事件に関する文書を読み、当時の庶民生活や裁判組織について明らかにする。 |
| <原典講読セミナー5>
国文学研究資料館編/中村康夫著 古典研究のための データベース ■四六判・並製・202頁・カバー付
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古典文学を研究する上でのデータベースの活用について考察する、国文学研究資料館主催の講義録。古典研究にコンピュータを利用する意義から、和歌や散文のデータベース構築法、具体的なCD-ROMデータベースの操作方法など、図版を交え詳細に解説。全く新しい発想の古典研究の可能性を明らかにする。 |
| <原典講読セミナー6>
国文学研究資料館編/田渕句美子著 阿仏尼とその時代 −『うたたね』が語る中世− ■四六判・並製・256頁・カバー付
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『十六夜日記』で知られる鎌倉中期の歌人、阿仏尼の日記文学『うたたね』を読み解く。表現の特徴や影響、当時の文化や時代背景をもとにした作品の位置付け、中世女性文化の担い手としての新しい阿仏尼像などについて解説。作品と著者阿仏尼についての検討を通して、その背後にある中世の文化を明らかにしていく。 |
| <原典講読セミナー7>
国文学研究資料館編/伊藤鉄也著 源氏物語の異本を読む −「鈴虫」の場合− ■四六判・並製・240頁・カバー付
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二千円札の図柄にもなった「鈴虫」巻を題材にその詞書を読み、一般に知られた本文と異本との比較検討を通して、本文研究の現状と課題、異本研究の必要性を説く。未紹介資料「国冬本」を紹介、異本三十種の対校資料を付し、『源氏物語』の本文研究に新たな光をあてる講義録。 |
| <原典講読セミナー8>
国文学研究資料館編/堀川貴司著 瀟湘八景 −詩歌と絵画に見る日本化の様相− ■四六判・並製・226頁・カバー付
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瀟湘とは長江中流の洞庭湖に注ぎ込む湘江とその支流瀟水、広くは洞庭湖とその南の長江支流の流域を指す。この景勝地に設けられた八景は水墨山水画の画題や詩題として親しまれている。日本では鎌倉時代後期、禅僧による受容が始まり、室町時代には五山文学の隆盛と共に、五山僧、将軍家、貴族らの間で、瀟湘八景図、詩、和歌が大いにもてはやされ、各地に瀟湘八景を模した「○○八景」が生れた。近世、その享受は庶民にまで広がり、爆発的な流行を見せる。こうした「瀟湘八景」の受容・変貌を丹念にたどり、詩歌と絵画を中心に、「漢」のものを「和」に融合させる日本の中世・近世文化の様相に迫る。 |
| <原典講読セミナー9>
国文学研究資料館編/小川剛生著 南北朝の宮廷誌 −二条良基の仮名日記− ■四六判・並製・240頁・カバー付
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連歌などで知られる二条良基の仮
名日記は、南朝による都の占領、興福寺の嗷訴、将軍義満との関係など、当時の政治・文化を映した重要な史料でもある。壮年から晩年の三作品『小島のすさみ』『さかき葉の日記』『雲井の御法』を取り上げ、廷臣による仮名日記を単なる記録でも物語でもない「宮廷誌」として位置づけその魅力に光をあてる。 |
| <原典講読セミナー10>
国文学研究資料館編/丑木幸男著 近代政党政治家と地域社会 ■四六判・並製・232頁・カバー付
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明治から昭和にかけ群馬県から衆議院議員に四度当選、地域振興に尽力した高津仲次郎(立憲自由党・政友会所属)が残した日記と高津宛の書簡から、近代政治化の活動実態と地域社会との関わり、デモクラシーの時代に生きた名望家が求めた理想の政治と社会を探る。 |
| <原典講読セミナー11>
国文学研究資料館編/大友一雄著 江戸幕府と情報管理 ■四六判・並製・280頁・カバー付
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将軍吉宗の時代、幕府では情報管理のあり方が問われ、記録管理方法に変化が生じた。寺社奉行大岡忠相をはじめ役人達が工夫を重ね、時代の流れに合わせて効率的な方法を開発していく様子を『大岡越前守忠相日記』等の記録をもとにたどり、江戸時代を通じた幕臣の情報管理活動と職務への意識に迫る。 |
| 国文学研究資料館編
明治開化期と文学 幕末・明治期の国文学 ■A5判・304頁・カバー付
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近世・近代という別の時代として線引きされてきた幕末から明治初期への国文学の流れを、歴史情勢・新聞投書・出版・書・俳諧・漢文学など様々なテーマでとらえ、その連続性を論証する。近代以前の文献資料を調査・収集してきた国文学研究資料館が新たに研究会を設け、三年の研究期間を経て発表する6篇の論文集。 |
| 国文学研究資料館編
明治の出版文化 ■A5判・300頁・カバー付
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文部科学省COE形成の為の研究補助金によって行われた共同研究「明治の出版文化」の研究成果をまとめた、気鋭の学者7名による論集。製本技術の受容や、明治の出版ビジネスの興亡、出版界の経済規模、出版内容の特色など多岐にわたる内容は当時の出版文化を知る上で欠かせない資料と卓見に満ちている。 |
| 小畠元雄著
演劇の魅力 −明治・大正・昭和の東西演劇− ■四六判・250頁・カバー付
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西洋人から見た日本演劇、関東大震災のため可能となった東京役者の関西興行、小山内薫・菊池寛らの講演・講義――明治から昭和初期に至る日本と西洋の演劇が、著者の目を通して躍然と語られる。感性で見た演劇の体験と長年にわたる精緻な研究の成果により、芝居における「見る」と「知る」を教えてくれる珠玉の一冊。 |
古典・古辞書叢刊 |
| <古典・古辞書叢刊1>
京大文学部 国語国文研究室編/阪倉篤義解題 天治本 新撰字鏡 増訂版 附享和本・群書類從本 ■B5判・クロス装・928頁
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昌泰年間(898〜901)の末か、延喜のはじめ頃までに僧昌住によって編纂されたと考えられ、我が国人の考案に成る和名注のある最も古い辞書の一つである。昭和19年の初版本に享和本・群書類従本を加え、新たに解題と漢字部首索引を付した本書は、古代語研究の資料として絶大な価値を有する。 |
| <古典・古辞書叢刊2>
京大文学部 国語国文研究室編 天治本 享和本 新撰字鏡国語索引 ■B5判・クロス装・280頁
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新撰字鏡の天治本及び享和本に見える和訓、並びにこれに準ずると認めうべき語を、50音順に配列標出し、特にその中の複合語については、その構成要素からもこれを検索しうるように作成されている。本文は天治本を底本とし、享和本と対校の結果も示す。旧版の誤りを正し、新たに見出し語の漢字に振仮名を付して再刊。 |
| <古典・古辞書叢刊3>
京大文学部 国語国文研究室編 諸本集成 倭名類聚抄 本文篇 ■B5判・クロス装・862頁
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和名抄が国語国文学界のみならず広く歴史、文献の学に携わる者にとって不可欠の書であることはいうまでもない。この「本文篇」には一応和名抄の諸本が揃うように10巻本系の本文として「箋注倭名類聚抄」と「真福寺本」を、20巻本系では「元和古活字本」、「高山寺本」を収録した。 |
| <古典・古辞書叢刊4>
京大文学部 国語国文研究室編 諸本集成 倭名類聚抄 索引篇 ■B5判・クロス装・530頁・解題16頁
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本篇には、阪倉篤義博士編になる国語索引−和訓・見出し漢字索引をはじめ、元和本・高山寺本の地名仮名索引および地名漢字索引の5種と、同博士執筆の詳細な解題を付す。更に「本文篇補遺」として、「箋注倭名類聚抄校譌並異体字弁」および、光緒丙午年に中国人楊守敬が校刊した、いわゆる5巻本の「下総本」を影印、附録とした。 |
| <古典・古辞書叢刊12>
京大文学部 国語国文研究室編 諸本集成 倭名類聚抄 外篇 日本地理志料−倭名類聚抄國郡郷里部箋注 ■B5判・クロス装・874頁
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邨岡良弼の大著「日本地理志科」71巻を収める。「日本地理志科」は、10巻本和名抄に欠けている国郡郷里部の箋注として、実質的には、狩谷の箋注和名抄の続篇と言うべきもので、古代地名についての、比類のないすぐれた文献である。また地名辞書としても役立つように、内務省地理局編の「和名類聚抄地名索引」を影印して付した。 |
| その他 国語・国文学 |
| 叡山文庫天海蔵/中野真麻理編・著
一乗拾玉抄 影印 一乗拾玉抄の研究 ■A5判・クロス装・影印770頁・研究360頁
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長享2年、防州吉敷郡氷上山興隆寺の僧叡海によって類聚された本書は、室町時代に盛行した『法華経』全巻にわたる「直談」の中でも初期に属するものである。「天下の孤本」と呼ばれ叡山文庫天海蔵に唯一残る明応2年の写本を影印複製、細心綿密な研究篇と共に刊行する。仏教経典研究、中世説話文学研究に必携の書。 |
| ヴァチカン図書館・京大文学部国語国文研究室共同出版/岸本恵実翻刻・解説
ヴァチカン図書館蔵 葡日辞書 ■菊判横綴・クロス装・影印182頁・新組312頁
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本書はアルファベット順に並べたポルトガル語の見出しにイエズス会式のローマ字綴りで日本語訳を付した対訳辞書で、他に類を見ない貴重なキリシタン資料である。今回初めて紹介されるヴァチカン図書館所蔵写本の全影印にあわせ、翻刻・日本語索引・解説を付した。国語史・キリシタン史・中世史研究の貴重資料。 |